茨城県後期高齢者医療広域連合長　松丸　修久

　この度、茨城県後期高齢者医療広域連合長に就任いたしました守谷市長の松丸　修久でございます。日頃より、被保険者の皆様、医療機関、その他関係者の皆様には、当広域連合の運営につきまして、御理解と御協力を賜り、厚く御礼申し上げます。

　当広域連合は、平成19年１月に「後期高齢者医療制度」を運営する団体として設立され、現在、被保険者は45万人を超え、制度発足時に比べ約1.5倍となりました。また、令和５年度において医療費総額は約3,700億円の予算規模となっております。

　今後も、更なる高齢化の進展などにより医療費の増加が見込まれ、本制度を支える現役世代の減少などにより、制度の運営状況は、ますます厳しくなることが予想されます。

　こうした中、国においては、全世代型社会保障制度の改革を進めており、後期高齢者を取巻く環境が大きく変化しようとしております。当広域連合におきましても、国の動向について十分に注視しながら、国が進める制度改正に対して適切に対応をしていくとともに、医療費適正化対策に力を入れるなど被保険者の皆様が安心して医療を受けることができるよう、県内44市町村及び関係機関と緊密に連携を図りながら、円滑な制度運営に努めてまいりたいと考えております。

　今後とも、皆様の御理解と御協力を賜りますようお願い申し上げます。